細野 1月19日(土) |
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今期初ANAに行ってきた。
思ったより人が少なく、狙い通りのポイントに入ることができた。例年だと、このポイン
トに入れるようになるのは1月末だが、今年は寒いのか、早々と氷が安定したようだ。
若詐欺が良く釣れるのは、湖面の凍り始めと溶け始め。つまり、どちらもヤバイ(~_~;)
今日は凍り始めの初期だから、ぢつに良く釣れた。う、うれしい(T^T)
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桧原湖は、強風の聖地だ。地吹雪、ブリザード、風嵐、台風並。とにかく、重い木造のワ
カサギ小屋すらも風で吹き飛ばされることも珍しくない。テントなど、アッという間に
100mはぶっ飛んで行く。
朝一番、強風の中で四苦八苦しながらテントを立てていると、よくテントが風で飛ばされ
て転がっていくのを目撃する。で、その後を、あわてふためいた釣り師が追い掛けていく
ま、そうなったら、覚悟を決めてノンビリと追い掛けていくしかない。足下の悪い雪の上
どうせ追いつけるわけがない。ノンビリと、相当遠くまでネ・・・・(~_~;)
ゆえに、テントの張り綱は必須である。穏やかな天気に思えても、急に荒れてくることも
珍しくない。
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細野 3月26日(土) |
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年度末〆切りの仕事に追われてANA釣りどころではなく、ずっと来られなかった。その
間にとんでもない出来事が起こってしまった。
2011年(平成23年)3月11日14時46分、宮城県沖を震源とする東北地方太平洋沖地震が発
生した。地震の規模はマグニチュード9.0で、日本における観測史上最大の地震である。
この地震により、場所によっては高さ10m以上の巨大津波が発生し、東北地方と関東地方
の太平洋沿岸部に壊滅的な被害をもたらした。この津波によって福島第1原子力発電所が
制御不能となってメルトダウン&水素爆発を起こし、吹き飛んだ建屋から膨大な量の放射
性物質が大気中に放出し拡散した。
福島県にあっては、原子力発電所がある双葉郡やその近隣自治体住民は避難を余儀なくさ
れ、遠く埼玉県にまで及ぶ範囲の縁故ある自治体の体育館等の施設で避難生活を送ってい
る。原発から遠く離れた福島市や郡山市でも高濃度の放射性物質が観測され、ガソリンや
食品などの生活必需品も店頭から消え、県内一様に混乱をきたしている。
そんな非常時にANA釣りどころではなく、例年なら色とりどりのテントがひしめく氷上は
上の画像のように閑散としている。
画像左は月島の西側でテントが4張り。画像右は月島の南側、西オートキャンプ場側でテ
ントが6張り。土曜日だというのに、細野界隈は都合10張りしかテントがないという有
様で、まったく有り得ない光景だ。
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左画像
「空気穴」と書いた立て札がある。湖底から気泡(又は温水)が沸いており、その一帯の
氷が薄くなっている危険地帯。よく重いスノーモービルが氷を踏み割って水没する。その
周囲はワカサギに活性が出て釣れるとかいう噂で、危険地帯にテントを立てていい思いを
しようとする“おんつぁ”がいる。
奥のテントの前でかがんでいる人が写っている。女の人で、パンツを下げて用足し(^_^;)
をしている。もう少し、テントから離れればぁ?(ーー;)
画像右
桧原湖では珍しい“カタツムリ・テント”である。
群馬や長野の氷上ワカサギ釣りではポピュラーなテントだが、暖はどのようにしてとるの
だろう?まさか、あんな狭い所でホワイトガソリンの燃焼器具を使用したら、即酸欠の一
酸化炭素中毒間違いなし!だいたい、とっても窮屈そう。
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厳冬期の桧原湖は、詩情溢れる風景がそこかしこに出現する。写真家に絶大な人気がある
のもよくわかる。
上の被写体も、撮る人が撮ったら、さぞや素敵な画像になるのだろう。
で、肝心の釣果だが、オヤヂさん言うに、地震の後、1週間くらいは滅茶苦茶釣れたそう
だ。200、300、ちょろいモンだったそうだ。けれど、2週間目あたりからパッタリと釣れ
なくなったらしい。
「なんでかなぁ?放射能で痺れてるンだべが?(ーー;)」
(T^T)
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